ギルドホールとは、12世紀のイギリス・ロンドンにて商人達のギルド（同業組合）が　市民権・自治権を獲得した後の15世紀に統治の中心として建設された建物であり、組合の地位向上を目的とし、市庁舎（シティ・オブ・ロンドン）として今でも現存しております。この組合の中には縫製・裁断（テーラー & カッター）を排他的に確立するための組織も編成されており、これが後の「サヴィル・ロウ」形成※の基盤となっております。

この歴史があってこそ「スーツ文化」が世界的に根付き、現在の私たちにまで脈々と受け継がれています。よって本物の価値を提供することが私たちの使命である考えています。

「本物のスーツを顔の見える人だけに届け、限りある資源を無駄なく提供することを最後まで見届ける。」これが当プロジェクトの提案です。

※現存する「サヴィル・ロウビスポーク協会 The Savile Row Bespoke Association（通称SRBA）」は2004年結成